幼いわが子を全寮制に入れるのは育児放棄か 母子家庭で、育児の目標がわからない

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留学は本人が希望してこそ成功する

これは個人的な結論で、ほかの考え方があるので、ご自身の環境とお考えにフィットする結論を選んでいただければと思いますが、私なら親子で泣き笑い、時には反面教師にもなりながら、子どもが高校を卒業するまではしっかり親子をやります。生涯離れて暮らしても揺るがない親子の絆、または健全な依存関係の構築には、それくらいの期間とその時期の健全な親子関係が必要だと思っているからです。

ただし10代後半の高卒後は、または中卒からでも、本人の強い希望があれば留学も賛成します。選択権はあくまで本人にあるのですから、まずは本人が選択できるよう、留学や全寮制での生活に関して十分な情報を与えて、本人に決めさせることが、子どものその後の活躍と成功につながる基本かと思います。

ご相談の中でお書きになられていた“子育ての目標を何にするか”は、家庭環境によってそれぞれですので、一概には申せませんが、私の個人的見解では、10代半ばまでは徹底的に家庭の愛情の中で育て、その後は外の広い世界に羽ばたくための情報を十分に与えて、子ども自身が決める手助けをするのが、いいバランスでは、と考えています。

※ミセス・パンプキンへの家庭・育児・人生相談はこちらのメールおよび、公式FB

ミセス・パンプキン 『最強の人生相談』『一流の育て方』著者

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立命館大学卒業。ビジネスパーソン向けの家庭問題・人間関係・人生相談の専門家として、東洋経済オンラインで2012年より執筆。最新刊は『最強の人生相談』(東洋経済新報社)。息子であり、『最強の働き方』(東洋経済新報社)の著者であるムーギー・キム氏との共著に、『一流の育て方 ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』(ダイヤモンド社)がある。ミセス・パンプキンへの相談は、こちらのメール、あるいは相談受付サイトで受け付けています。なお相談件数多数につき、過去に類似する相談があった場合には取り扱いません。ぜひ、これまでの連載をご参照ください。男性からのご相談も歓迎しております!

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