日本人として知っておきたい近代史 明治篇 中西輝政著

日本人として知っておきたい近代史 明治篇 中西輝政著

戦後日本が唯一の拠り所としてきた“経済大国”という誇りも、ここへきて色あせつつある。ではこれから先、この国は何を誇りにしていけばいいのかを考えた時、文明史等などを専門とする著者は近代史に示唆を見出す。

本書は近代日本の国体の根本を説いた吉田松陰からはじまり、岩倉具視、大久保利通、伊藤博文、乃木希典など、明治史における重要人物をたどりながら、「日本とは」「日本人とは」を考察する。

明治史が輝かしいのは、決して二つの戦争に勝ち抜いて西欧列強に肩を並べたからではなく、「志」を持った多くの人たちを輩出したからだと説く。彼らの生き方を知ることから未来の日本に思いを馳せる。

PHP新書 777円

  

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正規と非正規「格差訴訟」<br>判断が分かれた最高裁判決

非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

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