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「味噌でおにぎり」災害時に心を支える食のコツ 思い出レシピ500通からわかったこと

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ここまで、「被災後数日間の食」に関するコツをご紹介してきました。

「まず、水とカセットコンロ(熱源)を用意すれば、あとは家にあるものでみんなやりくりしていた」

そう考えれば、備蓄のプレッシャーから少し解放される気がしないでしょうか?(ちなみに、普段から買いだめをする人のほうがより長く食べつなげていたようです)

残りものでチーズリゾット

岩手県に住むきらさんは震災時、石油コンロを使って、水と米、そして、冷蔵庫にあったプロセスチーズや残りものを組み合わせることで、リゾットを作ったそうです。
 

「家のものをやりくりして簡単にリゾットができました」(イラスト:岡本 将徳)

ありあわせのもので作ったそうなのですが、実際、作り方はとてもカンタン。まず、鍋に米と水、刻んだ玉ねぎを入れ、石油コンロで温めます。そこにコンソメの素、プロセスチーズを入れ、最後に溶き卵を入れたらでき上がりです。

普段、「あさイチ」の料理助手をしている神戸良子さんに作ってもらったのですが、「そのまま食べるイメージのあるプロセスチーズもこうして料理すれば、おいしいリゾットになるんですね!」と驚いていらっしゃいました。

きらさんが作った簡単リゾット(マンガ:上野うね)

「少しでも役に立つのなら」とみなさんが寄せてくださった思い出レシピの多くは、制約のある環境の中で、いつものレシピに工夫を加えたものでした。そんな「少しでも普段に近づこう」という気持ちが当時のみなさんを支えていたのです。                        

それでも、「自分の家の冷蔵庫のものでは、2~3日しかもたない」

そう思う方は、これに加えて3~4日分ほどの備蓄を検討してください。
普段から日持ちするものを多めに買っておいたり、アルファ化米といった便利な防災食を備蓄しておいて、日ごろから使ったり買い足したりしながら暮らす方法(「ローリングストック法」といいます)もオススメです。

ぜひ家族など、みなさんで災害時の食をどうしようか話してみてください。                                                   

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