JAL崩壊 ある客室乗務員の告白 日本航空・グループ2010著
今年1月、日本航空はついに倒産。上場廃止され、「ナショナルフラッグ・キャリア」は49年目にして、東京証券取引所から姿を消した。最近まで就職したい企業ランキングでつねに上位だった人気企業はなぜ、倒産したのか。
本書は、JALの現役・ОBを含めた従業員たちが、実際に見聞きした醜聞の数々を暴露、恨み節をぶちまけたもの。そこからわかるのは、表面的な華やかさとは裏腹のずさんな経営と、日の丸親方に依存したぬるま湯体質である。
高給取りのわりに楽な労働条件。英語が苦手なパイロット。酔って現地の警察に厄介になりフライトに遅れる副操縦士などなど、信じられないエピソードのオンパレードである。
文春新書 777円
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