私立大学は一段と淘汰が進む厳しい時代へ、少子化に金融危機が追い打ち《スタンダード&プアーズの業界展望》

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 また、格付けを付与していない他校の動向を把握することは、格付け先の青山学院、東京理科大学の学生獲得力を適切に評価するためにも重要な要素である。

私大の双璧である早稲田大学と慶應義塾大学では、09年度、10年度入試で大幅に志願者が減少したが、信用力分析上では一過性であると見ている。

両校の志願者が減少した最も大きな原因は、不況を背景に安全志向を強めた受験生が、偏差値上位校を敬遠したためと考えている。

合格層近辺の学力値には大きな変化はなかったと判断され、学生の志望度・歩留まり率にも大きな変化が見られなければ、学生獲得力が低下したとは見なしていない。

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(写真は本文と関係ありません)

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