コロナ自宅療養「高熱が出たとき」の対処法 自宅でもできる「経口補水液」の作り方

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経過記録表の例を示します。

名前:A さん 年齢:26 歳 身長:158cm 体重:52kg 血液型:B 型
おもな症状
・高熱(37.5℃以上を2日間)
・ゼーゼーした咳
・咳が落ち着くのとひどくなるのを繰り返している
・鼻水/痰/下痢はなし
・全身に強い倦怠感
経過
2/17 
19:05 熱(38.2℃)が出る。38℃以上の熱は初めて
19:40 食事。煮込んだうどん(半人前)みかん(1つ)を完食
22:50 咳が悪化。同時に熱が38.6℃まで上がる
2/18 
0:10 咳の症状が一旦落ち着いてゆっくりと就寝
5:00 起床。熱下がる(36.7℃)
7:30 食事。おかゆ(1人前)完食

感染流行時は「家庭内感染の予防」が最重要

これまで感染経路のわかっている中で多いのが「家庭内感染」でした。これは同居している人の間で感染が広がってしまうことです。感染経路が判明している人のうち35%以上が家庭内感染という報告もあり、「家庭内にウイルスを持ち込まない対策が重要である」と東京都では指摘がされました。

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とはいえ、通勤や通学、日用品の買い物など、生活を送っている限り、リスクをゼロにするのは難しいもの。高齢者や基礎疾患のある人など、重症化リスク因子を持った方と同居している場合はとくに注意が必要です。外出時に着たコートは玄関に置く(室内に持ち込まない)、帰宅したらすぐに手洗いと洗顔をする、などウイルスを持ち込まない習慣を徹底し、「家族に感染させない」ように意識して行動しましょう。

以下に感染しないためのシチュエーション別対策法を紹介します。私たちの暮らし方を「新しい生活様式」にアップデートして、感染予防に努めていきましょう。

移動するときは
 
① 1人で散歩のとき

屋外で周りに人がいないときは、マスクは不要です。ただ、人と会話するときや室内ではマスクを着用しましょう。

② 誰かと出かけるとき

たとえ屋外であっても、誰かと出かける際には必ずマスクをしてください。さらに2mあけられればベストですが、現実的ではありません。あまり近づきすぎないように意識しましょう。

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