保護猫にのめりこんだ私がある日気づいたこと 使命感に燃え人に押し付けても前には進まない

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保護猫カフェにはまりすぎた彼女がふと我に返った瞬間とは?(漫画:蘭木流子/ハガツサブックス)

環境省によれば2019年4月から2020年3月までの2年間に全国で引き取られた犬と猫は合わせて約8.5万匹(犬が約3.2万匹、猫が約5.3万匹)にも及びます。

『いっしょに帰ろう 保護猫カフェで出会った新しい家族の話』(ハガツサブックス)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

犬と猫を合わせた殺処分率は2000年代前半まで年間90%を超えていましたが、今は同4割を切るほどまで下がりました。

動物の殺処分問題に対する関心が高まり、「保護犬」や「保護猫」を迎える人が増えています。そんな保護猫たちと出会うひとつの場として注目されているのが保護猫カフェ。

猫が触れないと思っていた人、ひとり暮らしのために猫を飼うことを諦めてかけていた人、愛猫の死を乗り越え新たな出会いを求めていた人…保護猫カフェだったからこそ新しい家族に出会えた人たちの実話の物語を集めた『いっしょに帰ろう 保護猫カフェで出会った新しい家族の話』より一部を抜粋してご紹介します。

この記事の漫画を読む(10ページ)
蘭木 流子 イラストレーター、漫画家

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らんき りゅうこ / Ryuko Ranki

愛猫家であり、旅客機愛好家のイラストレーター、漫画家。「月刊エアライン」(イカロス出版)にて4コマ漫画コラム「ヒコーキ女子の生態学」連載中。著書に『今日もヒコーキに会いに行く』(イースト・プレス)。

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