日本の15大同族企業 菊地浩之著

日本の15大同族企業 菊地浩之著

企業集団、企業系列の研究家である著者は、「同族企業」の要件を二つ挙げる。「創業者一族が当該企業の社長を世襲し、経営権を掌握していること」「世襲を前提として、当該企業の過半数の株式をおさえていること」。

ところが、高度経済成長期に急成長を遂げた日本企業には、後者が当てはまらないにもかかわらず、世襲を続けている企業も多いという。

そのために、社内クーデターで社長を解任された創業者一族がいたり、早々と「脱同族」に見切りをつけて専門経営者を招いたり、あるいは脱同族で意見が割れ内紛に至ったケースなどもある。

同族企業15社のエピソードをひもときながら、日本的経営を考察する。

平凡社新書 798円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 親という「業」
  • コロナ後を生き抜く
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ時代の勝者と敗者<br>不動産 熱狂の裏側

実体経済の悪化を尻目に、国内外から熱い視線が注がれる日本の不動産。業界の雰囲気とは対照的に、上場不動産会社の株価は軒並み軟調です。コロナ後の新常態で誰が笑い、誰が泣くのでしょうか。現場の最新情報を基に不動産市場の先行きを展望します。

東洋経済education×ICT