確定申告「雑にやる人」が今年要注意の6つの点

ややこしい「変更ポイント」を図解で解説

今年の確定申告はどんな点に注意すべきなのでしょうか?(写真:asaya/PIXTA) 
今年の確定申告では、改正点がいやというほど目白押し。毎年、申告している方ほど混乱必至かもしれません。そこで、『自分ですらすらできる確定申告の書き方 令和3年3月15日締切分』から、注意したい改正点をピックアップして解説します。

確定申告の改正の注意点6つ

まずは、どんな改正があったのかを、ザっと見てみましょう。今年、注意したいのは、主に次の6つです。

①すべての人に関係する基礎控除の改正⇒減税
②給与やアルバイト収入のある人に関係する改正⇒増税
③年金をもらっている人に関係する改正⇒増税
④青色申告をしている人に関係する改正⇒増税の場合あり
⑤寡婦、ひとり親の人に関係する改正⇒減税または増税
⑥配偶者、扶養家族に関係する改正⇒減税の場合あり

パッとみると非常にややこしいですね。しかし、改正による影響について見てみると、②③で増税となりますが、①で減税となるため、全体としては増減なく変わらない人の多い改正となっています。

個人事業や不動産賃貸業をしている方は、①で減税となりますが、青色申告者の場合、e-Taxを使って申告しないと増税となる④の改正があるため、要注意です。

未婚のひとり親の方、寡夫の方は、⑤の改正により減税となります。ただし、今回の改正で対象から外れて増税となる人もいるので注意しましょう。⑥は控除対象になる人の範囲が広がるため、場合によっては減税となります。

では、それぞれの内容について見ていきましょう。

次ページ改正点の1つ目は?
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