接触感染の防止のため手袋をします。使い捨て出来るビニール手袋がおすすめ(捨て方はマスクと同様)です。外す際にウイルスが付くこともあるので、看病後は必ず手を洗いましょう。
飛沫感染を防ぐマスクは、必ず鼻と口すべてを覆うように着用します。看病後、部屋から出たら外してビニール袋などに入れて密閉して捨てます。
目の結膜からも感染が確認されています。結膜感染を防ぐためにゴーグルをつけるとよいでしょう。メガネでも効果はあります。
ビニールのカッパなどの上着でウイルスの付着を防ぎ、使用後は消毒・洗浄を行うか、手袋などと一緒に処理しましょう。100 円ショップで売っているもので十分です。また、前で留めるタイプのカッパの場合、前後を逆にしてフードを内側に織り込み、背中でボタンを留めるようにするとなおよいです。
急な容態変化には……
自宅療養しているときには、急に重症化して救急車で搬送することもあるかもしれません。119番で救急車を呼ぶ際には「落ち着いて、はっきりと、簡潔に状況を伝える」ことが必要です。通報後は、次のものを準備しましょう。
・保険証、お金……当日の医療費を支払います。
・かかりつけ病院の診察券……救急病院が必要に応じて問い合わせをする際に役立ちます。
・いつも飲んでいる薬やおくすり手帳……普段どんな健康状態なのか、併用してはいけない薬はないか、などを救急病院側が把握できます。
≪これはNG!≫
家族が心配なあまり、早く搬送してもらおうと患者を玄関まで移動したりするのはNG です。寝ている状態でも容態が悪くなったのに、背負ったりして体勢を変えると、どんな悪影響が出るかわかりません。救急隊員が来るまで、患者は寝かせたままにしておきましょう。
≪ここがポイント!≫
夜中の高熱など、容態が悪化したときは「救急車を呼ぶ」「自宅で様子をみる」のどちらがいいのか判断に悩むことがあります。そんなときは「# 7119」で救急相談センターに連絡します。
専門の医師や看護師が電話で様子を聞き、緊急性によっては救急車を手配してくれます。番号が異なる地域もあるため、居住地の相談番号を確認しておきましょう。
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