「多忙な上司」の機嫌を損ねず時間をもらうコツ

自分都合はNG、所要時間と要件を最初に伝える

(写真:xiangtao / PIXTA)  
仕事の「スピード」と「質」は出来る限り上げたいもの。
『マッキンゼーで叩き込まれた 超速フレームワーク』では、コンサルティングの現場で実際に使われている、実用性・汎用性が高いフレームワークが紹介されています。本稿では同書から一部抜粋しお届けします。

「多忙な上司」の時間を押さえようとしたら…

自分の主張をもっとうまく相手に伝えたい。程度の差はあれ、多くのビジネスパーソンが抱える悩みかもしれません。

たとえば、繁忙期なうえ、クライアントからのクレーム対応で忙しそうな上司に、どうしても判断してもらわなければいけないことがある。そんなとき、あなたはどのように伝えるでしょうか。

あなたは大事なクライアントに提出する企画書を作成していて、明日の午前中には下書きが完成しそうです。しかし、内容に関して何点か上司の判断を仰がないと、完成させることができません。

「午前中は難しそうだが、昼食後の午後2時くらいなら、相談できるかもしれない」と相手の事情を考え、上司が席に座った瞬間、次のように話しかけました。

「課長、明日の午後2時に時間をいただけませんか?」
それを聞いた課長は「ムッ」とした表情になり、厳しい言葉が返ってきました。

「いま、それどころじゃないことは君もわかっているだろう。こっちが落ち着いたら、時間はいくらでもとるから、また今度にしてくれ」

あなたは途方に暮れてしまいます。クレーム対応でいくら忙しくても、10分程度の時間がとれないはずはありません。

では、上司はどうして冷たく拒否したのでしょうか。

次ページ上司が拒否した3つの理由
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
危機はこれからが本番!<br>コロナ倒産 最終局面

新型コロナウイルスの感染拡大で企業業績に大打撃。資本不足の企業が続出し、大手でさえ資本増強に奔走しています。政府の支援策で倒産は小康状態でも、もはや倒産ラッシュは時間の問題に。苦境の業界をリポートし、危ない企業を見破るノウハウを伝授。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT