ドコモ株主が質した「音声定額」への疑問

6月から始めたプランに質問が続出

過去最多となる株主4787 人が詰めかけたNTTドコモの株主総会。総会時間は2時間05分。剰余金の処分、取締役15名選任、監査役2名選任などの議案はすべて承認された。

加藤薰社長は冒頭、6月から開始した2700円の音声定額プランが順調に加入者を増やしており現在365万人が加入していることや、iPadの取扱いを開始したこと、6月24日からLTE回線を利用する音声通話サービス「VOLTE(ボルテ)」を開始することなどを説明した。

また、NTTが今秋をメドに開始する光回線の卸販売について、「ドコモも光回線とモバイルの融合サービスを早期に提供したい」と明言した。現在、auなどが光回線とスマホのセット割引を武器に顧客開拓を進めているが、ドコモも光回線とのセット割を導入することで対抗していく考えのようだ。

「値上げになるのではないか」

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株主総会を取り仕切る加藤社長

店頭でのサポート体制やサービスに対する不満など、毎年寄せられる質問に加えて、今回多かったのは音声定額プランに関する質問だった。

「あまり通話を利用しないユーザーには値上げになるのではないか」「定額プランの中で基本料を設定すべきではないか」といった質問に対し、吉澤和弘常務は「音声通話はコミュニケ―ションの基本中の基本だと思っている。これまでは料金が高いということで抑制されていたと思うが、定額プランでもっと楽しんでいただきたい。実際、利用が少なかった20代女性の通話が伸びている。オプションとすることも考えられるが、複雑になるのでシンプルな設定にした」などと説明した。

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