世界のプロが大絶賛した「日本の酒」56の顔ぶれ

女性審査員だけのコンクールでの評価は?

ワインのメッカ、フランスで2007年から毎年行われている「フェミナリーズ世界ワインコンクール」。そこで今、日本のお酒が快進撃を続けています(出所:筆者提供)

コンクールで好成績を収めると、その受賞者や受賞商品の知名度は一気に上がる。それはお酒の世界でも同じだ。

中でも昨今、注目されているのが、ワインのメッカ、フランスで2007年から毎年行われている「フェミナリーズ世界ワインコンクール」。そこで今、日本のお酒が快進撃を続けている。

最高得点を獲得した「TOP OF THE BEST」受賞酒に関しては前年比140%売り上げを伸ばすなど反響を呼んでいる。

いったい何が起きているのか。ユニークなコンクールと入賞商品についてご紹介したい。

どんなコンクールなのか

「フェミナリーズ世界ワインコンクール」は、フランス・ブルゴーニュで約30年にわたりワインコンクールを主宰してきたディディエ・マルタン氏が、世界のワイン市場において女性が与える経済的影響力に着目したことから生まれた。毎年、世界のワインメーカーから約5000~6000アイテムの出品がある。

審査員は、ソムリエ、醸造家、ワインジャーナリスト、シェフなど、ワインに関するテイスティング審査能力を有する、女性のワイン専門家で占められている。酒のジャンルにおいて、女性プロ審査員のみの国際コンクールはほかに存在しない。審査時には、世界各地から毎年約600~700名がフランスの会場に集結する。

2017年の第11回大会から、日本ワインと日本リキュールの出品が始まった。すると、世界の強豪らと渡り合い、金賞や銀賞を受賞する日本産ワイン・日本産リキュールが続々生まれるようになった。

2020年の第14回大会からは、ワイン部門、リキュール部門に加えて、なんと日本酒部門が新設され、大きな話題となった。主宰者の日本酒への興味が大きかったこと、世界の女性ワイン専門家たちの日本酒への興味が年々高まっていたことなどから、満を持して日本酒部門増設となったのだ。

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