コンビニの年始フル営業支える「助っ人」の正体 コロナ禍で24時間営業問題の弱点はかなり改善

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セブンで働いた経験者ならセブンですぐに働けるし、セブンで働いた経験者がローソンで働くという他社店舗への鞍替えも比較的容易なのです。

これは裏を返すと雇う側の利点につながっています。コンビニ経験者であれば(もし他社店舗経験者であっても)、ある程度戦力として計算できます。面接をすっ飛ばして採用できるので、急に空いたシフトをタイムリーに埋めてもらうことができます。24時間365日のシフトを担保しなければならないコンビニ店舗にとっては、採用までのシンプルさとスピード感は極めて貴重です。

細切れかつオンデマンドな働き方に対応進む

こうしたコンビニ店舗の思惑をサポートするテクノロジーも進化しています。テレビCMでも知名度をあげたタイミーやショットワークスといったメディアの台頭によって、スキマ時間のマッチングが一般化してきました。電子雇用契約や給与支払いシステムが広まっていったことも、“細切れ”かつ“オンデマンド”な働き方の普及に一役買っています。

コンビニに人が集まりやすくなって、店舗のレギュラーメンバーに不足はなくなったとしても、主戦力である主婦やシニアのなかには、年末年始に働くことを躊躇する人も少なくありません。結局のところ、そうした人たちが休むシフトの穴を埋めてくれる人が必須なのです。そういった意味では、コンビニ各社が年末年始に営業できるのは、コンビニ版ギグワーカーという“助っ人”がいるからなのです。

この年末年始、スーパーが軒並み休業するなかで、コンビニ業界がフル稼働してくれるのは、生活インフラの観点からすればありがたい話です。大袈裟ではなく、“助っ人”ギグワーカーがウイズコロナの正月三が日を支えます。

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