「頭がいい人」が結果を出す「図で考える」習慣 思い込みや暗黙の前提を打ち破る「田の字」思考
ここで、「自社の強み」と各国の「市場の魅力」について存分に試行錯誤しながら、この図をグルーピングしセグメンテーションしてゆく。
東南アジアへの参入戦略③
まずA国・B国・C国に、競争力が高い製品①で同時に進出する。次にD国・E国において競争力がある製品③で、D国・E国に早めに進出する。そこからそれぞれの国で、ほかの製品を順次導入するというプランが見えた。こうすると、どの国にも出遅れることなく、A国・B国・C国での製品①の販売経験をD国・E国でも生かすことができるし、シナジー効果も期待できそうだ。
いかがだろうか。図は、それを作る過程から思考の強制深化が促され、思い込みや暗黙の前提を打ち破るきっかけをつかむ武器になる。新たな発想を生み出すために、「田の字」を使いこなしてみてほしい。
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