子どもの「家事手伝い」は何歳から始めるべきか お手伝い第一歩にオススメなのは「玄関掃除」
中学、高校生になると、何をすればいいかは本人もわかっているので、「いつまでにお願いね」ということだけ、はっきりと伝えます。
こちらのポイントは、「片づけ後の声かけ」。例えば、長男、次男に対しても「片づけて当たり前」ではなく、できたことを“さりげな~く”言葉にしています。
「洗濯物たたんでくれてるね~」とか、「カバンが床にないから歩きやすいな~」など、独り言のような感じでボソッとつぶやく(笑)。それによって、「お母さんは見ている」と気づいてもらえます。反抗期に入ってくると、直接的な言葉が響きにくくなります。「ちゃんと認めてくれている」と“感じてもらう”のも大事だと思います。
とはいっても、中学生にもなると塾に部活にといろいろ忙しくなって、やりたくないときもあるでしょう。その場合は、まずは子どものその気持ちを受け入れます。
そして、「どこまでならできるのか」を相談します。
子どもにとっては、「自分の今の気持ちをわかってくれている」というのが大事だと思いますので、逃げ道を用意するようにしています。
まずは「子どもの気持ちを受け入れる」
具体的に例を出して説明しましょう。例えば、子どもからやりたくないと言われたとき。頭ごなしに、「えっ、なんで!? 約束したでしょ!」はNG。
「そうだよね、昨日、寝るの遅かったもんね」
「今、勉強大変なのかな」
「今、部活大会前だもんね、だからそういうふうになるよね」
など、まず、子どもの気持ちを受け止める。そして、「こっちの半分をやるから、これだけはできるかな?」などと子どもに選択肢を持たせるといいでしょう。
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