55㎡家族6人「家のタオルは32枚」と決める理由 「家にあるものはすべて1軍」で快適に暮らす

拡大
縮小

わが家はモノが多いです。

「不要なモノ」はほぼ持っていませんが、家族の人数も多く、ミニマリストでもないので仕方ありません。

そんなわが家ですが、狭い家でもモノがあふれず快適に暮らせる秘訣の1つが、1軍・2軍の分類です。

毎日のように使うアイテムで、日常生活がスムーズに進む分量を1軍。持ちすぎているとわかっていながら手放せない分量を2軍とします。もちろん、リビングに置いているモノは1軍に絞っています。

末っ子がまだ小さいころは、おもちゃも1軍、2軍に分け、1軍はリビングに、2軍はボックスに入れて押入れに収納していました(小学生になった現在では、おもちゃの量も減ったので1軍のみです)。

リセットの習慣で「無駄買い」防止

また、油断すると増えてしまう文房具類は、わが家は1軍だけを、数を決めて置いています。けれど、リビングで使っていた人がダイニングに持ってきて、ポイッと置いたりすることもあります。それを放置していると、ペン立てがパンパンで使いにくくなったり、使いたいモノが見当たらないなど混乱の元になります。そこで、定期的に全部出して、定量だけ残して迷子になっていた文具をまた元に戻すという「リセットの習慣」をつけています。そうすれば、見当たらないから買い足すというムダ買いも防げます。

お片づけ訪問サポートにお伺いすると、洗剤や洗面所などで使う化粧品類、ヘアケア商品などがあふれ返っているお家も多いです。ストックスペースがたくさん余っている、管理ができる人は2軍まで持っていいとは伝えていますが、基本は1軍に絞るように整理します。

次ページ自分の家の「適量」を知ろう
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT