壇蜜「どんな仕事もNGを出さずに受け続けた」 どの依頼も手を抜いてはいけないという意識
「ラブホでの撮影かぁ」「ギャラが安いのかぁ」とテンションを下げることなく、どんな仕事も淡々とやっていました。確かにその仕事だけで考えると美味しくないのです。
でも時として「好評だったので、あなたでシリーズ化したい」とか、ラブホで映像を観たという大手出版社の編集者から「うちの雑誌のグラビアに出ませんか?」みたいなことがあったり……。誰が見ているかわからないのだから、どんな仕事も手を抜いてはいけないのだなという学びがありました。
自分を取り戻すために昔馴染みの場所に
そうこうしているうちに30代に突入し、31歳になった年にテレビ番組「サンデージャポン」から依頼が来て出演したのを機に、突如として忙しくなりました。ちょっとビックリするような勢いで知名度も高まったかもしれません。
でも誰を信じていいのか、自分がどこに向かっているのかがわからないまま走り続けるというのは怖いことで、私はどうなってしまうのだろうかと猛烈な不安に襲われることも。
そんな時は用もないのに行きつけの西友ストアへ行って「生活用品コーナー」をグルグル。きっと昔から馴染みのある場所で過ごすことによって自分を取り戻そうとしていたのでしょう。
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