「ノルマ未達」チームで蔓延する曖昧な指示9つ 具体性に欠けた指示がチームの生産性を下げる
例えばスペイン料理の「パエリア」を作ろう!と思い立ったとします。しかし一度もパエリアを作ったことがない人なら、何から始めるでしょうか。
まずはインプットする情報が必要ですよね。ではどんな情報が必要でしょう? 必要なのは「パエリアのレシピ」という入力情報です。ですので、「パエリアのレシピを調べる」という具体的なタスクに落とし込むことができます。
この後、「サフラン」という香辛料が必要だとわかったとき、その香辛料を手に入れるという成果(アウトプット)を手に入れるには、どんな情報が必要かを考えれば、次のタスクが明らかになります(サフランがどこに売っているのかという手がかりさえわかれば、期待する成果が手に入ります)。
最小単位のタスクに落とし込む習慣を意識する
タスク分解することは「スキル」ですから、当然のことながら日頃からのトレーニングが必要です。
教えられてすぐにできることではないので、どんなことでも、「タスクに落とし込むとどうなるのかな? いくつのタスクが発生するだろうか?」と考えるクセをつけておきましょう。
そうすれば、結局は突き詰めると、「インプット→処理→アウトプット」の3つでタスクは構成されていると“分かって”きます。昔から「分(わ)けると分(わ)かる」と言われていますが、まさにそのとおりですね。
みなさんも、今一度ご自身が「ぼかし表現」を使っていないか自問自答し、最小単位の作業(タスク)に落とし込む習慣を意識してみてください。
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