23年下男性との「最高の結婚」で彼女が得たもの 仕事第一だったのが、彼一番に変わった瞬間

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植草:やっぱりお話をお聞きしていると、ご夫婦がお互いに尊敬と支え合いと、理解し合っていますね。

みはる:尊敬してくれているし、私もしていますしね。それはもう年齢差は関係ないですよね。

「親から『その年齢だと子どもを産めないじゃない』と言われ破談になることは少なくない」と話す植草さん(撮影:今井康一)

植草:けんかをすることはありますか。

みはる:けんかはほぼないです。向こうが靴下脱ぎっぱなしで「洗濯機に入れろ!」って、本当におかんみたいな感じのはあるんですけど。子どもを育てている感じはしますね。

植草:世代的に奥さまが40代半ばだと、お子さまがなかなか難しい世代になってきます。結婚をしたら子どもを産まなければ、と思っている人もまだいますし、相手の親が「その年齢だったら子どもを産めないじゃない」「それでいいのかい?」と平気で言うわけですよ。そうすると考え出す男性もいて、破談になったこともいくつかあります。

みはる:そこは、うちはなかったですね。もしかしたら親御さんに言われていたかもしれないけど、私の耳に入れないようにしていたのか、わかりませんが。とにかく「この人と一緒になりたい」という気持ちでまず一緒になった。

子どもの件に限らず、自分たちが思うようにいくことばかりじゃないですよね、結婚って。そこは2人で乗り越えていけばいいのかなと思いますけど。結婚する前にどうしても考えすぎちゃうと踏み込めないと思う。

家事は自分がやるもんだな、と思っている

植草:そうね。結婚したら生活ですからね。何でも思うとおりにはいかない。家事の問題もあるでしょう。お互いにバリバリ働いていて、どのように分担していますか。

みはる:私はもともと家事が好きなので、忙しいときでもなんとなく自分がやるもんだなと思ってやっています。シャチホコさんは全然やらない。

植草:甘やかしてますね(笑)。

みはる:負担にならない範囲でやっています。忙しい年末は、部屋中が散らかっていても、文句は言うなよと。もちろん全然言わないですけど。

植草:結婚は、長い人生、細く長く2人が支え合っていくもの。だけど婚活中の人は、パッと瞬間湯沸かし器みたいな燃焼がずっと続くと思っている。

みはる:結婚は生活ですよね、本当に。

植草:生活は、結婚前と結婚後とで変わりましたか?

みはる:うちは結婚前に1年間ほど同棲しているので、もう3年ぐらい一緒に住んでいて、そこまで大きく変わったというのは思い浮かばないけどな。毎日、目の前で料理を「おいしい、おいしい」って食べてくれるのは励みになるし、一緒にテレビを見て一緒に笑っていられるのも楽しい。でも、もともと1人が好きで、1人焼き肉も平気で、自分では自立した仕事人間だと思っていたんですけど。

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