植草:確かに気が合うのに、年齢だけがハードルとなったらもったいないですよね。
みはる:それでもやっぱり年齢を聞いて思いましたもんね、「やばい」と。でも好きになっちゃったらしょうがない。
植草:30代後半女性から、会社で新卒男性を狙いたいけどどうしたらいいですか、といった相談がよく来ますが、チャレンジしてほしいですね。会社だとすべったとき怖いですけど。
みはる:芸人をやっていると、ちょっとした不幸話も自虐的に笑いに変えようという姿勢が身に付いていて、今回もダメだったら「みはる姉さん、シャチホコにアタックして振られたらしいぜ」なんて、後で面白いかななんて、一瞬思いました。「いくら大好きなミスチルにそっくりだからってアタックするか?」と後で笑われてもまあいいか、タネになるか、と。
シャチホコさんの場合は彼が1番になった
植草:以前の結婚は何が原因で離婚したのでしょうか。
みはる:離婚の話はしないようにしているんですけど、1つだけ言えるとしたら、仕事を反対されたことです。前の旦那さんは専業主婦になってほしいタイプの人でした。私はやっぱり仕事したいし、歌ったりものまねしたりすることを否定されると、自分も全否定されているような気持ちになってしまう。
植草:私は、再婚の方の場合、最初の結婚で後悔した点を書き出してもらっています。次はそこが重ならない人を探してね、と。離婚後は「結婚したい」という気持ちがずっとあったんですか。
みはる:全然ないですね。芸人をやっていると結婚が邪魔になっちゃうのかなと思うようになっていたので。恋愛はしていても即結婚という気持ちはならずに、仕事第一でいました。
植草:今回シャチホコさんとはご結婚されようと気持ちを変えるものはなんだったのでしょうか。
みはる:この人のために、いろいろ本当にしてあげたいと強く思ったからかな。以前は恋愛していても、例えば次の日に朝早ければ会わないこともよくあったんですけど、シャチホコさんの場合は彼が1番になった。
結婚前、バイト生活で「このままものまねの仕事できないのかな」と悩んでいたときにも、「もしシャチホコさんがこのまま普通に就職することになって、自分だけものまねの仕事をしていたら、シャチホコさんが苦しんでしまう。それなら私も一緒にものまね辞めます」って言ったんです。
私は仕事が好きでそれが原因で別れたこともあったのに。そうしたら向こうは、バイトしてる場合じゃないと思ったんでしょうね。お互いの本気度が相乗効果となった。
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