「朕は国家なのか」昭和天皇が密かに苦悩した日 漫画「昭和天皇物語」第6話

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学問所ではついに「教育勅語」を取り上げることに。裕仁殿下はどのように受け取られたのだろうか

大元帥として。象徴として。そして1人の人間として。

その人は、何に喜び、何に涙し、何に怒り震えたのか――?

『昭和天皇物語(1)』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

物語は明治時代。当時4歳の裕仁(ひろひと)少年の下に民間の女性が教育係として着任するところから始まります。

教科書でしか知らない歴史上の偉人が続々登場する歴史物語は、知られざる人間ドラマの宝庫……!

作家・半藤一利の『昭和史』を原作に、漫画界の巨人・能條純一が「昭和天皇から見た昭和史」という視点で挑む渾身の雄編。

漫画『昭和天皇物語』(小学館)より抜粋してご紹介します。

この記事の漫画を読む(25ページ)
能條 純一 漫画家

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のうじょう じゅんいち / Junichi Noujo

1951年1月22日、東京都生まれ。1976年デビュー。将棋漫画の金字塔とされる『月下の棋士』で第42回小学館漫画賞を受賞。主な著作に『哭きの竜』『翔丸』など。

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半藤 一利 作家・原作・『昭和史』平凡社刊

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はんどう かずとし / Kazutoshi Hando

1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋に入社。『週刊文春』『文藝春秋』編集長、専務取締役などを経て、作家となる。歴史探偵を自称する。1993年、『漱石先生ぞな、もし』(文藝春秋)で新田次郎文学賞、1999年に『ノモンハンの夏』(文藝春秋)で山本七平賞、2006年に『昭和史 1926ー1945』『昭和史 戦後篇 1945ー1989』(平凡社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。2015年、菊池寛賞を受賞。その他の著書に『決定版 日本のいちばん長い日』『あの戦争と日本人』(文藝春秋)、『幕末史』(新潮社)、『世界史のなかの昭和史』(平凡社)、『歴史と戦争』『歴史と人生』(幻冬舎)など多数。2021年1月死去。

 

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永福 一成 脚本・協力

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えいふく いっせい / Issei Eifuku

1965年年1月1日生まれ。1991年漫画家デビュー。原作者として松本大洋氏の『竹光侍』を担当し、文化庁メディア芸術祭優秀賞・手塚治虫文化賞大賞を受賞。

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