「オンライン会議の猛者」が教える超鉄板のコツ 評価を上げる人は正しい振る舞いを知っている

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(3)最初だけでもビデオ機能をオンにする

オンライン会議では、ビデオ機能をオンにして自分の顔を映すことができます。顔を見せるのは避けたいという人も多いと思いますが、働く拠点や国が異なる人同士がオンラインで会話をするにあたり、最初はアイスブレークの一環として自分の顔を映して笑顔を見せるのがお勧めです。そこでオンライン会議への意気込みややる気を伝えれば、外国人との距離感も一気に近くなります。

本題に入ったらビデオ機能はオフにしても構いませんが、表情から理解度などが伝わることもあるので、英語に不安がある方はビデオ機能オンで会議に参加したほうがいいでしょう。

国内外の人たちの理解度や意見を交わしやすくする

(4)参加者の名前を確認する

オンライン会議の主催者は、始めるときに参加者全員に名前や所属部署などの簡単な自己紹介をお願いしましょう。誰が参加しているかわかることで、お互いに会議を進めやすくなるメリットがあります。

(5)主催地以外の参加者から先に話をしてもらう

『武器になるグローバル力 外国人と働くときに知っておくべき51の指針』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

グローバルビジネスでは、主催地の独りよがりな会議とならないよう、主催者以外の国内外の他拠点・国の人たちの意見をくみ取って議論することが必要です。主催者が別拠点の参加者の意見から聞くようにすることで、相手を意識して巻き込むことができます。

(6)要所要所で参加者の意見を確認する

オンライン会議は表情が見えづらかったりするため、相手に意図が伝わりにくい場合も多く、相手も話に入り込みづらいケースがあります。会議の主催者は、議論の節目ごとに、参加者の理解度や意見を確認すると、意思の疎通不足が補えます。

コロナ禍はいつか去るでしょうが、かといって、元の働き方に戻ることはきっとないでしょう。来るべき未来に向けて、自分自身を大胆に変革する。多くの人にとって、そんな機会につながればと願っています。

岡田 兵吾 Microsoft Singaporeアジア太平洋地区ラインセンスコンプライアンス本部長

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おかだ ひょうご / Hyogo Okada

同志社大学工学部卒業後、アクセンチュア、デロイトコンサルティング、マイクロソフトのグローバル企業3社にて、シンガポール、アメリカ、日本の3カ国を拠点に24年間勤務。シンガポール移住16年目。現職マイクロソフトでは、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの4カ国のライセンス監査業務の責任者を務める。日々10カ国以上の全世界の外国人と仕事をこなす。加えて、アジア域内の働き方改革をリーダーとして実現し数々の社内アワードを受賞。世界トップレベルの IEビジネススクール・エグゼクティブMBA取得。同校のアルムナイ・シンガポール支部初代会長。https://twitter.com/phoenix_hugo

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