KDDIがJCOM買収で2度目の誤算、住友商事がTOB実施で争奪戦に
M&Aを重ね拡大してきたJCOMだが、各地域の主要なCATV会社買収はほぼ終えた。一方、NTTが地デジ視聴を組み合わせた通信サービスで攻め込んでいる。国内の有料放送市場は頭打ちで、業界では同社の成長性を疑問視する声もある。
企業価値を高く評価し、巨費を投じる点では一致する両者。具体的な方針について大株主の思惑がかみ合わなければ、JCOM自身の経営に支障を来すおそれもある。それでは元も子もない。
(桑原幸作 撮影:今祥雄 =週刊東洋経済)
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