堀江貴文「親は子がやりたいことをやらせよ」 学校教育は今こそバージョンアップが必要だ

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「学び歴」をつけるには、何より行動力だ。いまどき新卒一括採用を守っている企業になど見切りをつけ、自分なりの学習方法に臨もう。「学び歴」を得るのは早いほうがいいけれど、年齢は関係ない。成人してからでもいいし、40代以降から学び直すのも結構だ。だいたい「学生でなければ学ばなくてもいい」「大人は勉強よりも仕事」という考え方がおかしい。それも子ども時代の学歴を重視しすぎた、学校教育の弊害の1つだ。

学校に縛られず、思うままに

「堀江さんは、いろんなことを学んでいて、すごいですね」と言われる。そうなのだろうか? たしかに、僕くらい多くの趣味を持ち、多岐にわたるビジネスを手がけ、あらゆることを「知りたがり」な人は、それほどいない。ほぼ連日、出張に出かけ、ホンダジェットで国内を飛び回る生活に、ついて来られる友人は数えるほどだ。

『将来の夢なんか、いま叶えろ。 ―堀江式・実践型教育革命―』(実務教育出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら

けれど、独りではない。全力で没頭しつくせば、不要になった友人や恋人は去っていき、ちょうどいいタイミングで面白い人と新しく知り合える。

僕は愛嬌をふりまくタイプでもないので、友だちづくりは下手なほうだ。でも没頭しまくり、多動力をフルに回しているから、高いエネルギーに同調する面白い人たちとの出会いが途切れない。思えば学生時代の僕は、没頭していたつもりだけど、没頭が足りなかったのだろう。だから、孤独だった。

孤独を忘れるくらい没頭すると、結果的にお互いを高め合える友だちができて、孤独ではなくなる。これは、学生にも当てはまる法則だ。

みんな学校に縛られず、思うままに、行動してほしい。意義のある仲間との出会いと、豊かな「学び歴」を獲得するには、動きだすよりないのだ。

堀江 貴文 実業家

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ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年福岡県八女市生まれ。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。『ゼロ』(ダイヤモンド社)40万部超、『本音で生きる』(SBクリエイティブ)30万部超などのベストセラーがある。近著に『10年後の仕事図鑑』(落合陽一氏との共著、SBクリエイティブ)など。

Twitterアカウント:@takapon_jp
その他詳細はHORIEMON.COM

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