息子の荷物で自宅が「倉庫化」する親達の苦悩 読み終えた本やスーツケース等が送られてくる
家を倉庫代わりにするな――。「婦人公論.jp」に掲載された女性読者(70)による体験手記がネットで話題になっている。
2人の息子を育てあげた女性の一人暮らし歴は20年になるが、自宅の押入れや2階などはモノにあふれているという。
原因は息子らの荷物だ。「読み終えた本」や「孫の成長につれて不用になったもの」「スーツケース」などを持ち込んだり、送りつけたりしてくる。
学生時代の教科書などが、実家のスペースを占領しているのだとか。庭には息子が放置した「車のタイヤ」まで積まれてあり、女性は「わが家は倉庫じゃない!」と「腹立ちまぎれに処分してしまいたい衝動に駆られる」のだそうだ。
親「息子と嫁の荷物まで送られてくる」
このお悩みに、ネット掲示板「ガールズちゃんねる」では多くの共感の声が寄せられていた。
自宅を倉庫代わりにされている親(と同居する子ども)らは、「うちも息子のガラクタや漫画の本が大量にある。売るか捨てるかにしてと言ってもそのまま」と嘆く。
また、子どもだけでなく、その妻(夫)の荷物も送られてくるというコメントもみられた。「うちも兄と弟+それぞれの嫁の荷物だらけ……」。
実家を占領している子どもたちも、自身の行いを振り返る。
「結婚して1LDKに引越したから漫画や本、家電類の空箱、冬服、スーツやパーティードレスとかそのまんま」
「私も結婚して7年経つけど、いまだに自分の部屋があって教科書とか荷物置きっぱなしだ。 今住んでる地域とゴミの出し方が違うからなかなかやる気が起きない」