50代からの再就職「失敗する人・しない人」の差 「有力者とのコネ」を使わない手はない

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ヘッドハンターから声がかかる人や、転職エージェントに登録さえしておけばオファーが来るような人はともかく、そうではない場合、とくに50代以降となるとエージェントに登録してもタイミングが合わなかったり、希望に合う求人がなかったり、前に進まないケースも少なくありません。

そうしたリスクを避けるには、「ツテ」を利用した再就職活動の道があるということを、選択肢に必ず入れておいてください。これといった「売り」もないし、転職エージェントも本気になってくれないような「非転職強者」にとっては、「ツテ」や「リファラル採用」が主要なキャリア戦略になるに違いありません。

では、「ツテ」や「リファラル採用」は、どんな所からもたらされるのでしょうか?

よくあるケースとしては、

①かつての取引先、かつての顧客
②かつての上司、先輩、同僚、部下、後輩
③友人、知人、親戚の会社、関係先

などになります。

ではどうすれば、そうした「ツテ」による再就職や「リファラル採用」が実現するのでしょう? 唯一絶対の方法があるわけではなく、いくつかのパターンがあります。ここでは3つのパターンを紹介します。

50代でも再就職できる人の特徴

ケース1:「まわりが放っておかない」ケース

まず、最も理想的なパターンです。これは先のI田さんのパターンで、「まわりが放っておかない」ケースです。

かつて一緒に仕事をして、その仕事ぶりやスキル、技術力を目の当たりにした中小企業や大学関係者から声がかかるケースが多いです。

声をかけてもらうためには「自分が定年になる」ということと「ぼんやり再雇用を考えているが……」ということをアナウンスしておく必要があります。

それがダイレクトであっても人づてであっても、相手の耳に届けばニーズに応じてオファーとなるはずです。

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