デキる大人が実践している「あえて夜やる習慣」 成功するためには「朝活」だけでは不十分だった

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行き詰まっている課題、問題の解決策が生まれることもあります。あまり長い時間の入浴はオススメできませんが、新しい未来や前向きな戦略を生み出すのに有効な時間です。

朝は脳の働きが活発で集中力も高まるため、勉強は朝にしたほうがいいといわれます(睡眠不足の朝はもちろんNG)。

しかし、結果を出し続けている人たちの中には、読書はあえて夜の時間に行う人が少なくありません。それには、大きく3つの理由があります。

腰を落ち着けて本を読むべき理由

まず、脳は夜、睡眠をとっている間に、その日に取り入れた情報を整理し、必要なものを確実に定着させます。つまり、夜に集中して読むことで記憶に残りやすくなるというわけです。

次に、本には心を癒したり、ストレスを軽減したりする働きがあるため、夜に本を読むことでその日にたまった負荷を外し、ぐっすり眠ることできるようになるのです(本の種類は選ぶ必要あり)。

『結果を出し続ける人が夜やること』(あさ出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

良質な睡眠は良質なパフォーマンスの基礎であり、記憶の定着にも欠かせません。何が何でも手に入れたい代物を、本は提供してくれるのです。

そして何より、心身ともにオフモードになった状態で本を読むことで、よりしっかりその内容を味わうことができます。せわしなく本を読んでいると、だいたいの流れは頭に入っても、紡がれている言葉の意味合いを味わい、その行間を読むところまでなかなかできません。

本には、何かを成し遂げた人が経験したこと、学んだことが詰まっています。夜という時間に、リラックスした状態で腰を落ち着けて読むことで、ただのノウハウを知りうるだけでなく、人生の叡智を手に入れることができるのです。実際、結果を出している人ほど、本を活用し、人生を好転させています。

ほかにも、夜だからできること、夜にやるから効果が高まることはたくさんあります。

夜は、よりよい明日、そして未来を導くための準備の時間でもあり、心も身体もしっかり休ませる時間でもあります。また、人と人との付き合いを深めやすい時間でもあります。

さっそく今夜から「夜時間」を活用してください。夜時間を活用するからこそ、明日が充実したものになり、その積み重ねで人生は形成されていくのです。

後藤 勇人 ブランディングプロデューサー

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ごとう はやと / Hayato Goto

専門学校卒業後、24歳で起業し、ヘアサロン・日焼けサロン・ショットバーなど、32歳までにグループ4店舗を展開。現在は、リアル店舗の経営をしながら、プロデューサーとしても活動。

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