凄すぎる「台湾のベビーシッター」日本との大差 「安心安全」はこうやって作られていた

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なお、この政府のシッターに登録すると、1年間に少なくとも18時間の職業研修(うち2年で8時間以上の救命講習を含む)を受けに行くこと、2年に1度の健康検査、子どもたちを預かる場所に保険をかけることなどが義務付けられる。

かつては容易に就ける職業だったが…

かつての台湾では、ベビーシッターとは比較的容易に就ける職業であり、一度資格を取れさえすればその後の更新なども必要なく、生涯従事することができた。しかし2014年の制度導入後は一変。条件が厳しいため、資格は保有しているが政府登録していないベビーシッターも見かける。ただし現在それは違法だ。

ベビーシッター登録証(写真:筆者撮影)
洗面所は、子どもたちが自分で手洗いも手拭きもできるよう整えられていた(写真:筆者撮影)
緊急時の避難経路や火災報知機の設置場所を自宅に掲示することが義務付けられている(写真:筆者撮影)

 

この登録ベビーシッターを利用すると、政府から育児補助金が支給される。筆者自身もこの制度を利用して、次男が生後55日目からベビーシッターに預けて仕事復帰した。

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