温室効果ガス25%削減に挑む--自社技術を活用、エコ工場で地道に削減を進める日立製作所

温室効果ガス25%削減に挑む--自社技術を活用、エコ工場で地道に削減を進める日立製作所

東京都心のベッドタウンとして知られる千葉県習志野市。JR津田沼駅から日立グループのシャトルバスに乗って25分ほど走ると、「日立産機システム習志野事業所」に到着する。

外観は、どこにでもありそうな中規模な工場だが、実は日立製作所グループの温室効果ガス削減を推進する「スーパーエコファクトリー」という別の顔を持っている。36万平方メートルの敷地内には、自社技術を活用した最先端の省エネ、創エネが詰め込まれているのだ。

日立は、連結子会社だけで944社を擁する。その中で一定以上の規模を持つ国内外242社のうち、環境負荷低減の優良事業所26拠点をスーパーエコファクトリー&オフィスとして本社が認定。ここで培ったさまざまな環境負荷低減のノウハウが他の工場にも共有され、グループ全体のエコ化へつなげることを目指している。

日立産機はモーター、インバーターといった制御機器、変圧器などを生産している。こうした機器を活用した省エネサービスも手掛けており、もともと省エネはお手のものだ。

習志野事業所は1990年代後半から自社製品を活用した省エネ施策に取り組み、90年比でCO2排出量を57%削減、エネルギー原単位は27%低減させた。何か一つの取り組みが、大きな削減につながったわけではない。

「当たり前で地道な取り組みを積み重ねてきた。その積み重ねが大幅なCO2排出削減につながった」(日立産機システム環境管理センタ・加藤収三主任技師)。

省エネ、創エネの徹底 小さな工夫を積み上げる

いったいどのような工夫が行われているのか。工場内にはさまざまな製造機械が並んでいるが、一見して気がつくのが、ほとんどの機械に計測機器とインバーターが設置されていること。

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