だとすれば早くから様々なことを考え、悩み、行動するのが良い。
 本来、20歳を過ぎればもう大人なのだ。
 モラトリアムの期間を否定するのではない。不透明で、考えなければならないことが多くなった現在だからこそ、モラトリアムを有効に活用し、必死に考え、悩み、行動すべきなのだ。
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 モラトリアムを有効に活用したいと思っても、
 やりたいことが、見つからない。
 何にチャレンジしたら良いかわからない。
 そう悩んで、前に進めない人たちがいる。
 というか、僕もそうだった。
 そういう人に対して、今の僕が何かアドバイスするとしたら、
 「何でもいいから、何かに精一杯取り組んでみたらいいんじゃないか」
 と伝えたい。
 何故か。
 それは様々なことに取り組み、困難を乗り越えていく中で、自分を知り、自分を磨き、人間的に成長することができるからだ。
 だから、多くの一流企業が新卒人材の採用面接の時に、「学生時代に一番頑張ったこと」を聞くのだ。高い目標を掲げ、それを乗り越えようとすればするほど、
困難にぶち当たる。その困難をどのように工夫し、努力し乗り越えたか。それを採用担当者は知りたいのだ。
 困難にぶち当たるたびに、自分を知ることができる。なんとか乗り越えようと努力することで自分を磨くことができる。そして実際に乗り越えたとき、人間的に一回りも二回りも成長している自分に気付く。そういった困難を乗り越えることを繰り返していくと、就職活動の際に「何がやりたいか、何に向いているか」なんて考える必要もなく、すらすら言えるようになっているはずだ。
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