手越祐也「話すほど自我が見えた」会見の違和感 「会見に向かない人」と思わせるフレーズを連発

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さらに耳を疑ったのは、会見の終盤に語った「またNEWS4人で、何かしらの形で、(中止になった公演の)『STORY』をやりたい」というコメント。どこまでも率直な手越さんは、「これを聞いたらメンバーやファンは喜んでくれるのではないか」と思ったのかもしれません。

しかし、突然去られる側の人々にしてみれば身勝手な印象を上塗りされただけであり、手越さん自身も共感力に欠けるタイプの人間であることを露呈してしまいました。

手越さんは「ジャニーズ事務所との間にトラブルはない」と明言するなど円満退社をアピールしましたが、一方でジャニーズ事務所から弁護士を介した話し合いを提案されたことや、藤島ジュリー景子社長らに会わせてもらえなかったことなどを明かしています。「当事者間で話がつかないから代理人を入れた」「感情のもつれがあるから会えなかった」と考えるのが自然であり、疑問を感じさせました。

コメントへの疑問は、事務所やグループに関することだけではありません。

活動自粛につながった緊急事態宣言中の外出について手越さんは、「無職になってしまうので準備を少しでもしておかないと、ポジティブな僕であれ恐怖感がありました」「『急がないといけない』と思って自分自身で判断して外出をしました」「世間は“不要不急”って言うかもしれないですけど、僕としては“不要不急”ではありませんでした」などとコメント。自己都合を優先させることをはばからず、コロナ禍でつらい日々を過ごしている人々を思う言葉がないなど、他者へのいたわりを感じさせなかったのです。

ステイホーム中の女性を呼ぶ残酷さ

さらに当時について手越さんは、「その会自体は医療従事者の先生と今後のビジョンについて実際にお会いして話をしました」「横長に6~7メートルのテーブルがある大きい個室で、四つ角にポツンポツンという感じで距離を取りながら意見交換しましょうと」「『銀座の創作和食で男だけで話すのも』という配慮で、『僕も女性を連れていきますので、手越さんも誰か連れてきてくださいますか?』と言われた」などと詳細を語りました。

また、手越さんは連れていった女性について、「ステイホーム期間にしっかり家にいた人を連れていきました。新型コロナウイルスをうつされても面倒くさいので、ちゃんと家にいたことを確認した女性を呼んだ」と苦しい言い訳をしたのです。

これを聞いたほとんどの人が、「医療従事者と外で会って感染させたらどうするのか」「なぜ真面目にステイホームしていた女性を誘い出して危険にさらすのか」と感じてしまったでしょう。

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