6月10日に開かれた決算説明会において、瀬戸社長の発言は無難な内容にとどまった。だが決算書からは、語られていないライザップの課題が浮かび上がる。それはキャッシュの創出力だ。
2019年3月期と2020年3月期を比べると、本業の儲けを示す営業赤字の幅は83.9億円から7.5億円に縮小。本業で稼いだ現金の出入りを示す営業キャッシュフロー(CF)も、104億円のマイナスから139億円のプラスに転じた。
しかしこの数字をもって、ライザップの経営状態が良くなったと判断するのは早計だ。リース取引の会計上の扱いが変更された影響を考慮しなければならない。
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