起業した9割が陥る、間違いだらけの広告戦略 広告の費用対効果はリピート数を軸に考える
いきなりですが、起業直後のスタートアップ時期に最も避けたいことといったら何でしょう? おそらく『お客さんが来ない』『売り上げがあがらない』といったあたりですよね。
そのため、とにかくお客さんに来てもらうため・問い合わせを増やすために広告費をかけて『ネット広告』や『情報誌』への広告掲載が必要になります。とはいえ、今まで広告とか集客について専門的に携わってきたわけじゃないから、何から手をつけていいかイマイチ不明。
というわけで、とりあえず“見よう見まね”でクーポン誌やネット広告にトライはしてみたりします。でもそこで、こんなこと感じませんか? 『そもそも広告費って高くない?』って。なんか、広告費が高くて全然利益が残らない気がしませんか?
広告を出す
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反応が少しはあるけれど、広告費の割合が高くて利益が出ない。
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広告を出すのをやめる
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集客に困る。でもお金がないから広告を出せない
こんな感じで『広告の負の連鎖』、まさに悪循環に突入です。うーん、コレはまずいですね。でもスタートアップ時期は、仕事を安定させるためにも告知や広告が必要不可欠。
さて、どうしましょう?
意外!? 広告がうまくいかない本当の原因
あまりもったいぶらずに、本題に入りましょう(笑)。この悪循環は『広告費が高い』ことが原因で起きていると思われがちですが、実はそうじゃないんです! スタートアップ時期の9割の人がこの間違った認識をもってしまっています。本当の原因はまったく違うところにあるのです。
『広告の負の連鎖』が起きてしまう本当の原因……それは、広告の『費用対効果の計算方法』を間違えていることです。よくやる費用対効果の計算方法といえば、ザックリわかりやすく言うと、
※材料費や人件費などもろもろありますが、わかりやすくするために、ここではあえて取っ払います。
この利益の部分がいっぱい残っていれば、費用対効果が高いってことになりますよね? とても単純な話です。が、しかーし。この計算式で頑張っても、多少利益を出せても、けっして儲かるというところまではいかなかったりします。
では、どうすればいいのでしょうか?