経営者が選ぶ100冊--視界不透明な今、陣頭指揮を執るリーダーたちも読書から多くを学ぶ
上場企業を中心とした各業界大手の経営者にアンケートを依頼。2009年に読んだ経済書、経営書、ビジネス書等の中から、特に感銘を受けたもの、他の人々にも薦めたい書籍を3冊挙げてもらった。
アステラス製薬 社長 野木森雅郁
1 『グローバル化経済の転換点』中井浩之著 中公新書/882円
2 『世界同時バランスシート不況』リチャード・クー、村山昇作著 徳間書店/1680円
3 『親父の小言』青田暁知著 阪急コミュニケーションズ/1680円
NTTドコモ 社長 山田隆持
1 『凄い時代 勝負は二〇一一年』堺屋太一著 講談社/1680円
2 『人間の運命』五木寛之著 東京書籍/1365円
3 『舶来屋』幸田真音著 新潮社/1995円
オリンパス 社長 菊川 剛
1 『世界同時バランスシート不況』リチャード・クー、村山昇作著 徳間書店/1680円
2 『中国の外資政策と日系企業 』渡辺利夫、21世紀政策研究所監修 勁草書房/2520円
3 『開発成長企業の戦略』木村壽男著 同友館/2625円
アサヒビール 社長 荻田 伍
1 『脳を活かす仕事術』茂木健一郎著 PHP研究所/1155円
2 『マネーが止まった』田中直毅著 講談社/1365円
3 『資本主義はなぜ自壊したのか』中谷 巌著 集英社/1785円
大阪ガス 社長 尾崎 裕
1 『瘠我慢の精神 福沢諭吉「丁丑公論」「瘠我慢の説」を読む』荻原延壽、藤田省三著 朝日新聞出版/840円
2 『素数に憑かれた人たちリーマン予想への挑戦』ジョン・ダービシャー著 日経BP社/2730円
3 『ワインで考えるグローバリゼーション』山下範久著 NTT出版/1785円
花王 社長 尾崎元規
1 『自助論』サミュエル・スマイルズ著 知的生きかた文庫/560円
2 『駆け抜けた男 高橋是清』松元 崇著 同友館/2625円
3 『青天白日』覚 和歌子著 晶文社/1680円