薬の受け渡しが怖い患者を助ける「薬局の変化」 対面必須だったが自宅での受け取りも可能に

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実際のところ対応はさまざまで、初診は電話などによる対応をしていないところもあります。対面の診察なしに診断・処方することが難しい疾病もあるためです。電話などによる診療を受け、処方箋を発行してもらうにあたっては、あらかじめ医療機関に薬受け取り希望の薬局を伝えておくとよいでしょう。

また基本的に医薬品の発送は対面・電話など、いずれの場合も薬の説明を受けた後になります。これは、医療用医薬品の提供にあたっては服薬指導を行うことが薬剤師に義務付けられているためです。電話などによる説明では、本人確認を厳密におこなうことが必須で氏名、生年月日、保険証情報などが確認されます。

医薬品の発送は薬の説明を受けた後

一方で、薬局側には、4月10日の事務連絡に基づいて電話や情報通信機器による説明を行う場合は、以下の5点について薬局内の掲示やホームページへの掲載などを通じて、事前に周知することとされています。普段利用している薬局、またはこれから利用を検討している薬局があれば処方薬の在庫状況とともに電話などによる説明の対応状況を照会しておくのもよいかもしれません。

 1.服薬指導等で使用する機器(電話、情報通信機器など)
 2.処方箋の受付方法(ファクシミリ、メール、アプリなど)
 3.薬剤の配送方法
 4.支払方法(代金引換サービス、クレジットカード決済など)
 5.服薬期間中の服薬状況の把握に使用する機器(電話、情報通信機器など)

診療や服薬指導が電話などで完結するとなると薬代のみ支払えばよさそうに思われがちですが、患者側には、病院の診察料や処方箋発行料はもちろん、調剤料が発生します。さらに通常は薬の配送料、代引き手数料などが発生することにも留意する必要があります。クレジットカード、銀行振込、QR決済など決済方法はさまざまですので詳細はご利用される薬局に確認が必要です。

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