意外と知らないビールにまつわるトリビア6選 「ギネス記録とギネスビール」の深い関係とは

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脳がリラックスすることで、いいアイデアが浮かぶのは、例えばお風呂に入っているとき、散歩しているとき、サウナと水風呂の後に外気浴をしているときなども同じです。

ちなみに、コーヒーのカフェインには眠気を引き起こすアデノシンの受容体を取る働きがあるので、眠気がおさまりエネルギーが増加し集中力が高まる効果があります。集中力を高めてくれるコーヒーは、アイデアを出すようなタスクではなく、もうすでに道筋が決まっていることをこなすときに飲むと効果的です。

上手に使い分ける

すなわちビールを飲んで浮かんだ画期的なアイデアを、コーヒーを飲んで集中力を高めて遂行する。上手に使い分けるといい仕事ができるかもしれません。

2. ビールではビール腹にならない!?

お腹を気にしてビールを控えようと思っている人もいるかもしれませんが、実は最近の研究でビール中にニコチンアミドリボシドと呼ばれる微分子が発見されました。この微分子は「奇跡の化学物質」とも呼ばれています。

理由は体重増加を止める働きをするからなんだそうです。実際にビールを適量適度に飲む人はビール腹ではなく、ビールを飲まない人よりも平均的に体重が少なめだと言われています。

3. ハンムラビ法典はビールにも厳しかった!?

紀元前1800年代に制定され、「目には目を、歯には歯を」で有名な古代メソポタミアのハンムラビ法典ですが、ビールに関する記載もあります。ビールに水を足してカサを増したら「溺死刑」。

ビールパブで密約をしているのを目撃したり聞いたりして、その報告を怠ると「死刑」。

とにかく悪いことはできません。ちなみにビールの誕生は紀元前4000年より古いと言われています。

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