コロナ禍の「アルコール依存」から身を守る方法

健康や家庭を壊さない飲酒習慣の基礎知識

自粛要請が続く中、アルコール摂取量が増えたという声が少なくない(写真:bee/PIXTA)

新型コロナウイルス感染症の影響で、不要不急の外出や「3密」を避けるよう、政府からの要請が続いている。家からあまり出ずに過ごしている方も多いだろう。

その弊害の1つとして、アルコール摂取量の増加がある。家ですることがない、在宅勤務になった、などの理由により、飲酒量が増えたという声が少なくない。

筆者は新宿ゴールデン街でバーを経営しており、周囲にはお酒好きの人が多い。現在、お店は休業中だが、SNSなどを通じて数名から生の声を聞くことができた。

在宅時間が長くなり、飲酒量が増える人多数

会社員のAさん(40代・女性)は、4月上旬からリモートワークになり、飲み始める時間が早くなったという。

「会社に出勤していたときは、20時ころから飲み始めていましたが、今はずっと家にいて、仕事量も減ったので、17時ころから飲み始めてしまいます。まだ身体や生活に悪影響はないですが、このままではアル中一直線だと思って、慌ててノンアルコールビールを買ってきました。人の道を踏み外したくないです」

Bさん(40代・女性)が働く会社も、在宅勤務になった。始業から終業まで決まった時間に仕事をしているが、通勤時間がなくなった分、自由な時間が増え、飲酒量の増加につながっていると話す。

「翌日も始業時間までに起きればいいので、たくさん飲んでも大丈夫だろう、と思うようになってしまっています。本当は増えた自由時間を、勉強や読書など有効なことに使いたいと思っているのですが、夜になるとついお酒の缶を開けてしまう。こんな時間の使い方は間違っている、と自覚してはいるのですが」

芸能関係の仕事をしているCさん(40代・男性)は、休みの日が多くなったため、飲酒量も飲酒の時間も増えた。「毎日かなり酔うまで飲んでしまっている。今後は飲まないと眠れなくなりそうで怖い」と不安を吐露する。

フリーライターのDさん(30代・男性)は、対面での取材や打ち合わせがほぼなくなり、1日中家にこもる日々だ。もともとお酒好きだったという同氏の飲み方は、聞いているだけで心配になる。

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