長時間一緒でも波風立てない夫婦の3のルール 妻が離婚を切り出す最大の理由は感謝の欠如

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結婚当初は「誰よりも君は重要だ」とパートナーのことを考えていたでしょうし、そのように接していたはずです。しかしながら、年月が経ち、子どもが生まれるなど環境や状況が変化した中で、接し方も変わっていくのではないでしょうか?

そして、最近どうもパートナーとの関係がぎくしゃくしていると感じている方も多いのではないでしょうか? パートナーに「自分は重要だ」と感じさせていないからなのです。それでは重要性を実感してもらうにはどうすればよいのか?

ここではそのための3つのルールをお話ししましょう。

その3つとは

ルール① 「ありがとう」を言う
ルール② 「本音で褒める」
ルール③ 「聞き上手」になる

です。

感謝の気持ちを言葉に表す

●感謝を言葉で示す――ルール①「ありがとう」を言う

重要性を実感し、感謝されていると感じてもらう第1の方法。そうです、それは「ありがとう」を言うことです。感謝の気持ちを言葉で示すのです。

実はこれこそ、人間関係を築くときに最も大きな効果を発揮するスキルです。いつも「ありがとう」を言うチャンスを探し、見つけたらすかさず実行しましょう。

でも、「ありがとう」の言い方なんてどうでもいい、と思う人もいるでしょう。しかし、「ありがとう」の言い方にもポイントがあります。次の4つのポイントを押さえればより効果的にパートナーにも気持ちが伝わるはずです。

・はっきり聞きとれるように言う
はっきりと口に出すことで、感謝の気持ちが間違いなく相手に伝わります。「ありがとう」を言えることに、喜びを感じましょう。あなたがお礼を言うのをほかの家族やほかの人が耳にすれば、その「ありがとう」の効果は何倍にもなります。

・相手の目を見て、ボディタッチする
アイコンタクトはあなたの誠実さを強調します。また、相手のひじや肩のあたりに軽くタッチすると、あなたの感謝がよりダイレクトに伝わり、相手の心に残る「ありがとう」になります。

・相手の名前を呼ぶ
「ありがとう」と一緒に相手の名前を必ず呼びましょう。例えば「ありがとう、由美子」と言うのは、ただ「ありがとう」と言うよりはるかに効果的です。

・メモや手紙に「ありがとう」と書いて渡す。
状況が許せば、これが最も効果的な「ありがとう」の伝え方です。

一般的に「ありがとう」を伝える際のインパクトの大きさは、1、手紙、メモ 2、直接言う 3、メールやSNSで 4、電話 の順だといわれます。

手紙やメモのインパクトはとても大きいのです。相手に向かって直接「ありがとう」を言うのはその次、電話で「ありがとう」を言うのはさらにその次という順位になります。

メールやSNSで「ありがとう」と書いて送るのも悪くはありませんが、言わないよりはマシという程度です。これを機会にパートナーに感謝の気持ちを表すメモや手紙を渡してみてはいかがでしょうか?

また、「ありがとう」を伝える場合には、つねに誠実であるようにしましょう。あなたの言葉が心からのものだということを相手に伝えるのです。本心ではない「ありがとう」は、あなたの仕草から相手に見抜かれてしまうものです。ささやかなことに対しても感謝するチャンスを見逃さず、いつでも「ありがとう」を届けることのできる人になりましょう。

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