溜まる一方の子どもの「思い出の品」整頓術3選 捨てられないけど「見返す」ことも多くない
デリケートな工作品は100円均一のクリアファイルホルダーに、絵はクリアファイルに入れ、細かなシール類はチャック付きの袋に入れたうえで、箱に収納します。クッキーの缶などの入れ物よりも、かさばらず、中身の見える透明なケースをおすすめします。ファイル・ケースにはラベルシールで、分類をメモしておきましょう。
思い出の品が入った思い出箱の置き場所としては、手が届きやすいハンディーゾーンではなく、出し入れのしにくいバックヤード(押入れ下段や枕棚など)に収めましょう。ただし、写真類は劣化の恐れがあるので、枕棚など湿気の多い場所は避けて保管します。
思い出箱は、頻繁に出し入れしないことを想定します。お手紙や写真など、日々の生活で思い出品はどんどん増えていくので、①新たに増えた思い出の品は手が届きやすい場所のカゴへ仮置き ②仮置きカゴがいっぱいになったら思い出箱へ。と2段階で収納するとよいでしょう。
ふたを閉じる前に写真を撮る
バックヤードの箱保管の品は、半年経つと中身をすっかり忘れてしまう方が多いです。せっかくの思い出の品なので、何が入っているか忘れぬよう、箱のふたを閉じる前に写真を1枚撮っておきましょう。カメラロールに残しておけば、いざ「あれはどこにあったかな?」と気になったときに見られて便利です。
家族共通の思い出を1つの箱に収めてしまうと、自分にとってどれくらい愛着があるのか、向き合いづらくなります。思い出は「モノ別」ではなく「人別」に分けて、ラベルに人名を書いて貼っておきます。
ご自宅のバックヤードの大きさをメジャーで測り、1人あたり何箱まで思い出の品を残せるのか、計算します。3人家族で6箱分であれば、使えるスペースは1人あたり2箱まで。各自、2箱に収まるように、思い出の品を定期的に精査します。
もしもご自宅の収納スペースが足りず、思い出箱がどうしても収まらない場合は、外部収納サービスに預けるのも便利です。1人1箱まで預けるなど、家族間でルールを決めましょう。預けた後は預けっぱなしではなく、必ず半年に1回の頻度で見直しをし、思い入れがなくなったら取り出すようにしましょう。
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