溜まる一方の子どもの「思い出の品」整頓術3選 捨てられないけど「見返す」ことも多くない
整理作業は、1点1点を「これは要りますか? 手放しますか?」と聞いていくファシリテーター役がいると、スムーズに進みます。
愛着が薄れたものは写真に撮って手放す
モノは、自分史になります。
もし仮に、自分の記念館を将来建てたとしたら、飾りたいと思えるものを優先的に残していきましょう。手にとると愛情や勇気が湧いてくるものは、自分にとって、残すべき思い出です。
工作品など、「作る過程が楽しい」ものの場合、完成品には愛着がない場合もあります。子から親へのお手紙も、もらった親御さんにとっては宝物でも、お子さんは単に「文字を書くのが楽しかった」だけの場合もあります。
親も子も、手にとっていとおしい気持ちになるものは残し、どちらかが愛着がないものは手放すことを検討します。
愛着が薄れてきたものは、写真に撮って手放しましょう。おもちゃや服であればご近所の方に譲ったり、寄付したりするのもおすすめです。
ほかにも……
・写真は思い入れが強いもの以外、データ化する
・絵日記や新聞、パンフレットは、重要なページだけ切り取る
など、カサを減らして残せないか、家族で相談しながら進めていきましょう。
思い出の品は、箱保管を基本としましょう。インテリア品として飾る場合は、数を置きすぎるとほこりの原因となるので、1カ所につき2個までとします。
紙袋やバスケットに収納してしまうと、上に重ねて収納することができず、収納効率が下がります。
思い出の品は出し入れする頻度が低くほこりがたまりやすいので、ふた付きの箱がおすすめです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら