もちろん、自分の希望を叶えるためには、伝え方を工夫する必要はあります。例えば、どのように伝えればいいかというと、下記がポイントです。
このような点を工夫し少しでも自分の希望に沿った配属となるよう努力することも、理想のキャリアを手に入れるためには必要だと考えています。
今だからこそ超短期離職はできるだけ避ける
ここまで配属ガチャによる短期離職が発生する背景を解説してきた。確かに自分の希望に沿わない配属となると、落胆もするし、辞めたくなる気持ちもわかる。
何を隠そう筆者も入社3年目に希望に沿わない配属となって辞めようとした過去がある。
ただ、そのときに「1年間はやってみよう」「ここでも何かしら学ぶことはあるはず」「異動させた上司を後悔させてやる」と気持ちを切り替えて、1年間は仕事を続けた(結局、今の会社立ち上げの話が魅力的すぎて飛びつくように辞めてしまったが……)。
しかし、今の状況はちょっとした感情で辞めるにはあまりにも市況が悪い。新型コロナウイルスの感染拡大により、景気は悪化、軒並み企業は採用を見送るようになっている。このような状況では、正社員という立場を確保しつつ、目の前の仕事で身につけられるスキルや経験を手に入れて、景気がよくなってから自分の希望を叶える転職をしたほうがリスクを最小限にできる。
UZUZが創業した2012年当初、20代の若手人材のニーズは低く、短期離職した第二新卒はどの企業からもそっぽを向かれていた。今回のコロナ不況も同様か、それ以上の不況となると試算されている。
自分のキャリア、生活を守るためにも、ハイカツはやりつつも、希望と違う配属だったとしても根気強く目の前の仕事に取り組みながら次のチャンスを待ってもらいたいと思う。
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