安倍首相、昭恵夫人をコントロール不能なわけ コロナ下の花見と布マスク配布で大炎上
3月28日の記者会見で、安倍首相は緊急事態宣言を出す「ぎりぎりの事態」と危機感を示しつつ、国民の行動自粛を訴えた。しかし、それを無視したかのような昭恵夫人の行動に、「夫の足を引っ張る夫人は、首相のアキレス腱だ」(自民党の閣僚経験者)などと非難する声が相次いだ。
国会での口論シーンはテレビ中継されていなかったものの、ネット上に動画が公開されると一気に炎上。ツイッターでは「首相夫人がレストランで13人の『桜』宴会は駄目」「史上最悪な“ワーストレディ”では」との書き込みが相次いだ。
5000万世帯にマスク配布を表明
4月1日に安倍首相も出席した参院決算委員会や、2日、3日の衆参本会議質疑はコロナを優先させて野党側の追及もなく、「騒ぎは一過性で終わり」(自民国対)との声も出た。
しかも、安倍首相を追及した杉尾氏がフェイスブック上で、選挙区の長野県千曲市の「あんずの里」について「今がちょうど見頃です」「これまで見た中では最高でした」などと投稿していたことを夕刊紙が報じ、騒ぎの鎮静化につながった。
そんな中、4月1日に開かれた政府のコロナウイルス対策本部で、「全国5000万余りの全世帯を対象に、1つの住所につき2枚ずつ、布マスクを配布する」との考えを表明した。約200億円とされる経費は2020年度の補正予算案に盛り込む方針だが、これも直ちに大炎上した。
ネット上では、アベノミクスを揶揄した「アベノマスク」なるハッシュタグがトレンド1位となり、「使う税金をもっと重要な対策に回せ!」「国民をバカにするのもいい加減にしろ!」などという書き込みがあふれた。
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