“アラ還"の1億円美容師が教える「美髪の魔法」 若見え&小顔を叶えるメソッドとは

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【2】MAYUMI流 美容院での3つの心得

1. 足を組まずに姿勢を正す
イスに座るとつい足を組んでしまう人は、要注意。足を組むと上半身が傾き、髪の左右の長さにズレが生じてしまうのでやめること。

2. 施術中に雑誌を読まない
雑誌を渡されたとしても、施術中に読んでいてはダメ。下を向くと角度が変わりバランスが崩れるので、きちんと正面を見据えるべし。

3. 店の看板美容師を指名する
若い美容師が、大人の女性の髪悩みに寄り添うのは難しいのが現実。髪悩みの多い人ほど、キャリアのある経験豊富な美容師を選ぶこと。

【3】シャギーカットは痛みの原因に

20年ほど前から日本でも多く取り入れられているシャギーカット。髪の表面をえぐるように削ぐため、髪の毛の断面が傷みツヤが失われ、きれいな卵型シルエットが作れなくなる。また、削がれすぎると髪が広がってしまうというデメリットも。

1度削がれた髪は切り落とすしかなく、元の状態に戻すのに数年かかる。カットしてもらうときに「髪を削がれたくないので、シャギーはいれないでください」と伝え、自分の髪を守ること。

【4】MAYUMIカットの似合わせメゾットは卵形シルエット

MAYUMIカットの似合わせ理論で、いちばんのポイントは“360度卵型シルエット”。顔の形と髪型をセットで考えてデザインし、前後左右どこから見ても立体感のある卵型シルエットに整えることで、小顔に見え、加齢によるたるみも目立たなくなる。

また、他人からよく見られているのは、正面よりも正面以外の角度であることがほとんどなので、360度どの角度から見ても立体的なシルエットは、大人の女性を美しく印象づける絶対条件。

小顔に見せるヒケツは前髪にあり

【5】年を重ねるほど曲線のあるスタイルに

ショートでも、ボブスタイルやふんわり曲線をいかしたフェミニンなボブレイヤーがオススメ(イラスト:中村奈々子)

若いころはストレートヘアが似合っても、顔のたるみによりエラ張りが目立つようになると、ミスマッチに。まっすぐの縦ラインが強調され、老け顔に見せる。年を重ねれば重ねるほど、顔のたるみや髪のボリュームダウンをカバーしてくれる、パーマヘアがオススメ。

ゆるやかな曲線の毛流れが、四角いフェイスラインを隠し、女性らしいイメージも与えてくれる。パーマは、ふんわり&ゆるくかけるのが今っぽく仕上げるコツ。

【6】小顔に見せるには前髪にヒケツが!

MAYUMIカットのもう1つのポイントが“前髪”。一般的なカットでは目尻から目尻を前髪としているのに対し、MAYUMIカットでは正面から見えるすべての髪を前髪としてカットするのが特徴。

前髪の範囲をやや広げてつくることで、顔のたるみや顔まわりの薄毛をカバーしやすい小顔スタイルに。前髪のデザインは、下ろす、分ける、横に流してかきあげる、の3パターン。顔型に合わせて、卵型シルエットに補正して。

MAYUMIカットでは、図左(赤い部分)のように正面から見えるすべての髪を前髪ととらえてカット。図右のような一般的な前髪は、欧米人向けの前髪であり、横幅の広い日本人には前髪の範囲が狭すぎて合わない(イラスト:中村奈々子)
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