「映画ビジネスを学ぶなら、絶対にロサンゼルス」な理由《ハリウッド・フィルムスクール研修記9》
朝7時半からは朝食が提供されます。ただし、朝が弱い私はこれはパス。クラスメートと一緒にイベント開始直前に会場に到着しました。名前と所属が印刷されたバッジが配られ、周囲を見回すと有名タレントエージェンシーや大手スタジオの社員もたくさんいます。
受付でシラバスが手渡され、これが電話帳を軽くしのぐサイズ。セミナーで使用するパワーポイント資料がすべて入っているほか、参照資料がファイルされています。
■重量感のあるシラバス
9時からは、立派な講堂で最初の講演「New Opportunities for Animation」がスタート。講師はディズニー、ドリームワークス等でアニメ製作に携わり、ハリウッドのアニメーション組合会長も務めたトーマス・シトー氏。
興味深かったのは、「アニメは実写と違い吹き替えが簡単なため、本来的にはハリウッド以外の作品も世界市場を狙えるポテンシャルがある。しかし、今のところ世界でヒットしているのはハリウッドのアニメのみ」という分析でした。
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