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「兄と弟」で英語の勉強法を変えるべき深い理由 効率的に勉強させたい親が知るべき事実

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  • 船津 洋 児童英語研究所代表取締役所長
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もちろん、幼児期の教育は耳からの学習が基本ですが、男子の場合には視覚刺激を合わせて積極的に取り入れることで、理解を促すことができます。また、女子は言語自体に敏感なので、早い段階から文字の刺激を入れてあげると、スムーズに読む段階に進めることができます。

長男長女(長子)に合う学習法は?

また、兄弟姉妹のどの位置にいるかによっても、適切な学習方法は変わります。

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからしっかりしなさい」──長男長女(長子)は母親からこんなことを言われます。

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彼らからすれば、好きこのんでお兄ちゃんやお姉ちゃんになったわけではないので、そう言われても、迷惑千万です。しかし、下に赤ちゃんができたのですから、仕方がありません。我慢することを覚えます。

我慢というのは自然と湧いてきた衝動をぐっと抑え込むことです。これを繰り返すことで、「これはしてはいけない」と学習します。日々それを体験していると、幼児期特有の無邪気さが消えていきます。直感的に行動すると怒られるので、論理的に物事を考えるようになるのです。

このような子たちは精神的な成長が早いので、音声という実体の見えない耳からの入力よりも、しっかり目に見えるもの、とくに文字を合わせた学習を好む傾向にあります。音声を無邪気にまねたりするよりも、プリント学習などを好みます。

反対に末っ子はいつまでも赤ちゃん扱いされるので、自らを抑制する必要に迫られることが少なく、のびのびと育つ確率が高いのです。

以上を総合すれば、長男長女(長子)、とくに上の女の子たちは暗唱など音声の学習が苦手で、逆に文字を取り入れた学習やプリントなどが効果的です。

一方の末っ子、とくに男子は音声を丸暗記させる暗唱が得意な一方、プリント学習などがなかなか進まない傾向にあります。

このような、それぞれの特性を考慮したうえで、子どものタイプに合った学習法を考えてあげたいものです。

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