第1回 製造業の地産地消で、海外勤務は必須

拡大
縮小

私は2013年10月に『これから5年の競争地図』という本を書きました。
 そのなかで、自動車、電機、バイオなどの産業がこれからどうなるのかを書いてから、大学で講演する機会を何度かいただきました。
 それ以前からも、ときどき大学で講義をして、学生たちと話す機会がありますが、彼らの最大の関心事はやはり就職のことのようです。
 本書を読んでくれた読者の方からも、大学生の娘さん、あるいは息子さんの就職活動に役立ちそうなので読ませている、というコメントをいただいています。

 ここでは、就職活動の参考になるように、学生、あるいはその親御さんが関心を持っている(と思われる)以下の7つの質問に答えたいと思います。

1 今後、海外で勤務しなくてはいけませんか?
2 一生勤められる安定した会社はどこですか?
3 正社員になれるのだったら、ブラック企業でも勤めるべきですか?
4 無理して正社員目指して就活しなくてもいいんじゃないですか?
5 英語はどのくらい勉強すればいいですか?
6 自分で会社を興すのは難しいですか?
7 経産官僚になる方法を教えてください。

次ページ質問1 今後、海外で勤務しなくてはいけませんか?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT