さて、前置きが長くなりましたが、本日のトピックに入りたいと思います。
ファッションショーというのは、高級ブランドビジネスの中でも最も華やかで、消費と直結するわかりやすいイメージの部分です。そして、派手でインパクトがあるので、メディアも飛び付きやすく強調する傾向にあります。
その一方で、ブランドの社会貢献などは、業界以外の方にあまり浸透していないのが現状です。その証拠に、ある友人に高級ブランドの社会貢献について何か知っているか尋ねたところ、「正直、高級ブランドに社会貢献のイメージなんてあらへんわ~」という答えがかえってきました。一般的な認知度は、それが妥当かもれしません。とはいえ、実際にはさまざまな活動が行われています。今回は、そんな高級ブランドが行っているさまざまな社会貢献についてお伝えしたいと思います。
2位 CHANEL
3位 LOUIS VUITTON
突然ですが、今回は“勝手にランキング”を用意させていただきました。話の流れから、鋭い読者の方はすでに見当がついているかもしれませんが……。これが何のランキングかといいますと、実はこれ、筆者が考える“社会貢献度の高いラグジュアリーブランド”トップ3なのです。
多くのブランドが、それぞれのポリシーに従って社会貢献活動をしていますので、優劣をつける必要はまったくないのですが、みなさんにわかりやすくお伝えするためにランキングにしてみました。特にグッチは、数ある高級ブランドの中で非常に積極的に活動を行っています。
美しいデザイナー、フリーダ・ジャンニーニ
みなさんは、グッチの美人クリエイティブ・ディレクターをご存じですか?
こちらの画像は、グッチのフリーダ・ジャンニーニさんです。彼女は成功している女性デザイナーの中でも、特に美しいデザイナーとして有名ですが、それは外見だけの話ではありません。社会貢献にも熱心です。
詳しくは後ほどお伝えしますが、いろいろなチャリティアイテムのデザインをはじめ、パッケージやギフトボックス、ショッピングバックを100%リサイクル可能なものに替え、また、サステイナブルな素材を使用したバックを発表するなど、環境に配慮した商品の提案も忘れません。そんな、ジャンニーニ氏とグッチの行っている社会貢献活動とは、具体的にどんなものなのでしょうか。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら