カローラより小さかった「ポルシェ911」の魅力 衝突安全ボディで大型化した今ではありえない
正月休みが終わってほぼ1週間。心も身体も、まだまだ「仕事全開モード」には入っていないはず……お察しします! 笑
僕は穏やかな新年を過ごした……が、正月2日にiPhoneを11 proに、家内も同時にiPhone7を8に交換。で、その設定に手間取って、悪戦苦闘したのが唯一の汚点!?。
でも、箱根駅伝では青山学院(わが母校)が優勝! 家内共々、iPhoneは新しくなったし、お雑煮も数の子も美味しかったし……いい新年だったとしておこう!
さて、今年初の備忘録は、ポルシェ911を題材にしたボディサイズのあれこれを書かせていただく。
初めてポルシェが身辺にやってきたとき
前にも触れたが、僕の身近にポルシェが住み着いたのは1963年。兄が356Cを買ったのが初めてだが、見た目も、走り味も、乗り味も……すべての点での高い質感に驚き、感激したことを今もハッキリ覚えている。
そして、僕が初めて911を買ったのは1987年。1985年モデルの2年落ちのカレラを中古で買った。生まれて初めてポルシェが僕のものになったことで、有頂天だった。
でも、有頂天だったのは始めのうちだけで、時間の経過と共に、なんとなく喜びは薄れていった。それもけっこう短時間の内に。
930シリーズは1974年を起点にしたモデルで、87年当時にはいろいろな意味でいささか陳腐化していたからだろう。
85年モデルは、フロアパネルとバルクヘッドの板厚が0.75から1mmに引き上げられ、それ以前のモデルより、ボディ剛性がかなり上がっていたことはプラスだったが……。
そんなことで、1989年に964型がでたときは迷うことなく買い換えた。即決だった。