カローラより小さかった「ポルシェ911」の魅力 衝突安全ボディで大型化した今ではありえない

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ポルシェ911を題材にしたボディサイズのあれこれをお伝えします(イラスト:LEON編集部)
世界的に高騰を続けるポルシェ911のタイプ964(1989〜1993)。その魅力のひとつがいまではあり得ないコンパクトなサイズ感だ。964を発売当時、愛車にしていた著者がその魅力を改めて検証する。

正月休みが終わってほぼ1週間。心も身体も、まだまだ「仕事全開モード」には入っていないはず……お察しします! 笑

僕は穏やかな新年を過ごした……が、正月2日にiPhoneを11 proに、家内も同時にiPhone7を8に交換。で、その設定に手間取って、悪戦苦闘したのが唯一の汚点!?。

本記事はLEON.JPの提供記事です

でも、箱根駅伝では青山学院(わが母校)が優勝! 家内共々、iPhoneは新しくなったし、お雑煮も数の子も美味しかったし……いい新年だったとしておこう!

さて、今年初の備忘録は、ポルシェ911を題材にしたボディサイズのあれこれを書かせていただく。

初めてポルシェが身辺にやってきたとき

前にも触れたが、僕の身近にポルシェが住み着いたのは1963年。兄が356Cを買ったのが初めてだが、見た目も、走り味も、乗り味も……すべての点での高い質感に驚き、感激したことを今もハッキリ覚えている。

そして、僕が初めて911を買ったのは1987年。1985年モデルの2年落ちのカレラを中古で買った。生まれて初めてポルシェが僕のものになったことで、有頂天だった。

でも、有頂天だったのは始めのうちだけで、時間の経過と共に、なんとなく喜びは薄れていった。それもけっこう短時間の内に。

930シリーズは1974年を起点にしたモデルで、87年当時にはいろいろな意味でいささか陳腐化していたからだろう。

85年モデルは、フロアパネルとバルクヘッドの板厚が0.75から1mmに引き上げられ、それ以前のモデルより、ボディ剛性がかなり上がっていたことはプラスだったが……。

そんなことで、1989年に964型がでたときは迷うことなく買い換えた。即決だった。

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