トヨタ「新型ヤリス」乗ってわかった最新進化 開発陣が明かした強い「こだわり」とは?

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2月10日に発売されるコンパクトカーの新型ヤリスのプロトタイプ(筆者撮影)

2月に発売が予定されているトヨタのグローバルコンパクトカー新型「ヤリス」。そのプロトタイプ試乗レポートは各報道機関で紹介されているとおりだ。今回は、その新型ヤリスの開発責任者をはじめ、開発を行われた技術担当者の方々に話を伺った。

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最初に伺ったのは開発責任者のである末沢泰謙氏だ。末沢氏は「車両サイズはまさしくコンパクトカークラスですが、新型ヤリスはこれまでの概念を打ち破るクルマです。ファーストカーとして成り立つクルマ、コンパクトカーの物差しを覆すクルマになったと考えています」と語る。

物差しを覆すといっても、コンパクトカーは開発費用にはじまり、いわゆるコスト管理が一段と厳しいことで知られている。よって新型ヤリスはコストのかさむ高級路線をとったわけではなく、走行性能の向上と燃費性能の向上を同時に達成させることで“物差しを覆すこと”を目指したという。

自然な運転操作を目指した

走行性能を担当した技術者は、「新型ヤリスでは、まず“安心と安全”、そして自然な運転操作ができるようにこだわりました。意図したとおりにクルマを動かすにはドライビングポジションが大切です。そして、運転していて疲れにくく、そして気持ちよく動かせることも重要です。パワートレインでは、ハイブリッドe-4WDモデルの後輪サスペンションには専用品である2リンク式ダブルウイッシュボーンを開発しました」と話す。

新型ヤリスのプロトタイプの車内(写真:トヨタ自動車)

乗り比べてみるとなるほど、前輪駆動(FF駆動方式)モデルの軽快な乗り味とは違い、ハイブリッドe-4WDモデルではしっとりした走行感覚が体感できた。

燃費性能はどうか? 担当者は、「新型ヤリスはエンジン/ハイブリッドシステムともに一新しました。従来型ヴィッツのハイブリッドモデルは加速する前にエンジン回転数だけが先行して高まり、エンジン音が大きくなるラバーバンドフィールがネックでしたが、新型ヤリスではアクセルペダルの踏み加減に応じたエンジン回転数の上昇と加速度が得られます」と語る。

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